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M life 記事

老後 2018.8.14

【FP監修】ねんきんネットの登録の仕方と使い方。年金記録の確認以外にも使えて便利

 

「ねんきんネット」というサービスをご存知でしょうか。日本年金機構が行っているサービスで、自分の年金の情報をインターネットで確認できるサービスです。しかし、このような機能があるということ自体知らない方が少なくありません。今回は、「ねんきんネット」サービスについて詳しく説明していきます。

 

参考:「ねんきんネット」とは?日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/n_net/nenkinnet.html

 

ねんきんネットでどんなことができるの?

 

「ねんきんネット」とは、インターネットで自分の年金情報を24時間いつでも、パソコンやスマートフォンなどから確認できるサービスとなります。具体的に確認できる情報についてご説明します。

 

加入履歴や納付状況など、最新の年金記録を確認できる

年金に加入中の方や、これから年金を請求する方など、いままでの年金記録に漏れや誤りがないかを確認することができます。

 

確認できることとして、「これまでの年金加入履歴」、「国民年金加入記録(国民年金の加入月数、各月の納付状況、納付可能な月など)」、「厚生年金加入記録(厚生年金の加入月数、資格取得・喪失年月日、勤め先の名称、標準報酬月額・標準賞与額)」などが確認できます。

 

年金見込額の試算ができる

自分の年金記録に基づいて、将来の年金の見込み額を試算することができます。また、これからの働き方に応じた試算もできるようになっています。

 

試算方法としては、現在の職業を60歳まで延長した場合の「かんたん試算」、今後の職業や収入について質問に答える「質問形式で試算」、詳細な条件を設定する「詳細な条件で試算」の3つがあります。年金の受給開始の年齢、年齢ごとの年金の見込額などが表やグラフで確認することができます。

 

ねんきん定期便の内容を確認できる

年金加入中には毎年誕生日の月に届くようになっている「ねんきん定期便」について、パソコンで確認やダウンロードができるようになっています。

 

内容としては、これまでの年金加入期間やこれまでの加入実績に応じた年金額(50歳以上の場合は、老齢年金の種類と見込額)、これまでの年金加入履歴や国民年金加入記録、厚生年金加入記録(郵送の「ねんきん定期便」は直近1年間分)などが確認できます。また、これまでの職歴が一覧で確認できる「電子版:被保険者記録照会回答票」もあります。

 

出典:日本年金機構|「電子版:被保険者記録照会回答票」
https://www.nenkin.go.jp/n_net/n_net/manual/insuredpersonquestionnaire.html

 

年金振込通知書の内容を確認できる

日本年金機構から郵送されてくる年金に関する通知書の内容を確認することができます。パソコンからPDFで保存や印刷することも可能となっています。対象の通知書としては、「年金振込通知書」、「年金支払通知書」、「年金額改定通知書」、「年金決定通知書・支給額変更通知書」、「公的年金等の源泉徴収票」などが対象になっています。

 

共済年金の加入記録も確認できる

「ねんきん定期便」の情報を活用することにより、共済組合等の加入月数、保険料納付額、年金見込額、標準報酬月額、標準賞与額等が確認できるようになっています。

 

一部の届出書を作成できる

日本年金機構に提出する一部の届書をパソコンで作成・印刷することができるようになっています。基礎年金番号や氏名などが自動表示されるようになっているので入力ミスなどが防げるようになっています。

 

ねんきんネットのこんなところが便利!

 

 

「ねんきんネット」は、いろんなことを確認できることがわかってきましたが、メリットをちょっと整理してみました。

 

スマートフォン対応なので気軽に使える  

一番のメリットは、やはり利便性になってきます。インターネット環境があればパソコン、スマートフォンから確認できる部分があります。身近なところにあるスマートフォンが対応されているのはメリットの1つになります。

 

確認したいときにいつでも見られる

24時間サービスは稼働しています。自分の見たいときにパソコン・スマートフォンで確認できるのは便利です。

 

記録の間違いや漏れを確認しやすいよう、工夫されている

年金加入記録照会の結果には、加入されていない期間や標準報酬月額が大きな変動となる場合など、分かりやすく表示されているため「漏れ」や「誤り」が確認しやすくなっています。

 

ねんきんネットの利用の仕方とは?

 

 

「ねんきんネット」はすぐには利用を開始することができません。利用を開始するには手続が必要となりますので、その手順を整理します。

 

利用を開始するにはまず登録を!

「ねんきんネット」を利用するには、利用するための登録作業が必要になります。

 

登録に必要なものとは

登録の際に必要となるのは、「基礎年金番号」、「メールアドレス」となります。そのため、手元に基礎年金番号が確認できるものを用意して手続を開始してください。また、「アクセスキー」を持っている方と持っていない方で登録方法が異なります。「アクセスキー」とは、「ねんきんネット」の登録作業(ユーザID取得)に使用する17桁の番号となります。「ねんきん定期便」などに記載されています。

 

登録の仕方(1)アクセスキーがある場合

「アクセスキー」がある場合の登録手順は下記のとおりです。「アクセスキー」がある場合は、ユーザID確認用のURLがメールで届きます。

1.「ねんきんネット」のTOPページに表示されている「新規登録」ボタンをクリックします。

2.申請用TOPページの「ご利用登録(アクセスキーをお持ちの方)」ボタンをクリックします。

3.利用規約が表示されますので、内容を確認し「同意する」ボタンをクリックします。

4.画面に表示されている諸情報を入力し、「申込み内容を確認」ボタンをクリックします。

5.確認画面にて、入力内容を確認し、問題がなければ、「申込み」ボタンをクリックします。

6.申込が完了すると「申請受付番号」が表示されますので、ユーザIDのお知らせメールが届くまで保管するようにしてください。

 

登録の仕方(2)アクセスキーがない場合

「アクセスキー」がない場合の登録手順は下記のとおりです。「アクセスキー」がない場合は、ユーザIDの情報は郵送されるようになります。

 

1.「ねんきんネット」のTOPページに表示されている「新規登録」ボタンをクリックします。

2.申請用TOPページの「ご利用登録(アクセスキーをお持ちでない方)」ボタンをクリックします。

3.利用規約が表示されますので、内容を確認し「同意する」ボタンをクリックします。

4.画面に表示されている諸情報を入力し、「申込み内容を確認」ボタンをクリックします。

5.確認画面にて、入力内容を確認し、問題がなければ、「申込み」ボタンをクリックします。

6.申込が完了すると「申請受付番号」が表示され、ユーザIDは、申込から5営業日前後で手元に郵送で届きます。それまでは申請受付番号を保管するようにしてください。

 

IDとパスワードの紛失・漏洩に注意

「ねんきんネット」のIDおよびパスワードの管理は、気を付けるようにしましょう。他者に対して、IDやパスワード等を提供すると年金個人情報流出の危険性があります。

 

また、利用規約にも記載されていますが、他者に「ねんきんネット」のIDやパスワードを伝えることは禁止されています。もちろん、ご自身で他者にIDやパスワードを伝えたことによる、ご自身の損害や損失等の責任は、日本年金機構は一切負ってくれません。

 

出典:日本年金機構|ねんきんネットに登録するには?
https://www.nenkin.go.jp/n_net/registration.html

 

ログイン・ログアウトの方法

ログインについては、「ねんきんネット」のTOPページ(https://www.nenkin.go.jp/n_net/)にあります「ログイン」ボタンをクリックしてください。クリックしますと、ユーザIDとパスワードを入力する画面が開きます。IDとパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックすればログインが可能となります。

 

初めてのログインのときなどは、秘密の質問と答えが表示される場合がありますので、「ねんきんネット」登録時に設定した内容を入力してください。ログアウトを行いたいときは、右上の「ログアウト」ボタンをクリックしますとログアウトされます。また、日本年金機構のロゴマークをクリックしたときや、日本年金機構のトップページに遷移した(戻った)ときなども自動的にログアウトされるようになっています。

 

参考:基本操作|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/n_net/n_net/manual/fundamental.html

 

年金記録を確認するには

「ねんきんネット」内にあります「年金記録の一覧表示」にて、自分の年金記録を確認することができます。また、その一覧では、国民年金保険料を納付していない期間や、厚生年金保険の標準報酬月額に大きな変更がある場合など、特に確認してもらいたい年金記録の箇所についてカラー表示されていてわかりやすくなっています。確認の手順については、下記のとおりとなります。

 

1.「ねんきんネット」のメニュータブにあります「年金記録の一覧表示」をクリックします。

2.「年金記録の一覧表示」の箇所に、自分の年金記録一覧が表示されています。一覧内にて、確認してほしい月については赤字になっていて、赤字をクリックするとポップアップ(別画面)にて確認してほしい内容が表示されるようになっています。

3.「年金記録の一覧表示」の見方については、「年金記録の一覧表示の見方」の下にあります「+年金記録の一覧表示の説明を表示する」をクリックしますと、詳しい説明が表示されるようになっています。

 

参考:年金記録の確認|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/n_net/n_net/manual/confirmation.html

 

年金見込額を試算するには

国民年金または厚生年金保険や船員保険のいずれかに加入中もしくは加入していた方で70歳未満の方については、ご自身の情報を入力することにより、将来受け取る老齢年金の見込額を試算することができます。試算方法は下記のとおりとなります。

 

1.「ねんきんネット」のメニュータブにあります「年金見込額試算」をクリックします。

2.3つの試算方法が準備されていますので、自分の状況に合わせて、試算する方法を選択してください。

3.1つ目は、かんたん試算となっていて、60歳まで現在と同じ条件で年金制度に加入し続けるという条件で試算します。

4.2つ目は、質問形式で試算となっていて、自分自身で今後の職業などを自由に設定して試算します。今後の働き方は、10回まで入力できるようになっています。

5.3つ目は、詳細な条件で試算となっていて、今後の職業に加え、年金受給開始時期の変更や未納になっている保険料を納付した場合など、詳細な設定を行い試算します。

 

参考:年金見込額試算|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/n_net/n_net/manual/estimatedamount.html

 

ねんきんネットを使いたいけど…基礎年金番号がわからない場合

 

 

基礎年金番号が分からない場合に、日本年金機構に問合せしてもメールや電話などで教えていただくことはできません。基礎年金番号の確認方法について整理してみました。

 

「ねんきん定期便」「年金振込通知書」を確認

平成28年度の「ねんきん定期便」や「年金振込通知書」がないか確認しましょう。こちらの書類に「基礎年金番号」が記載されています。ちなみに、平成29年度・30年度の「ねんきん定期便」には記載されていません。

 

国民年金保険料の納付書や口座振替額通知書を確認

「国民年金保険料の口座振替額通知書」や「国民年金保険料の納付書、領収書」などにも「基礎年金番号」が記載されています。

 

年金手帳を確認

青色の年金手帳の場合は、年金手帳にも「基礎年金番号」が記載されています。

上記のような書類等がない場合は、お近くの年金事務所の窓口にご相談するか、ねんきんネット専用ダイヤルなどに電話して、基礎年金番号が記載された書類を郵送していただくようにしましょう。

 

もし年金手帳を失くしたら、必ず再交付を

年金手帳を紛失もしくはき損した場合については、個人番号または基礎年金番号を記載した申請書を提出することにより、再交付(再発行)することが可能となっています。

 

厚生年金に加入の場合は、会社で再交付手続き

会社で厚生年金に加入している場合などについては、担当の人事や総務の方に依頼して再交付手続きを行ってもうらようにしましょう。

 

国民年金なら年金事務所で即日再交付できる

年金手帳の再交付については、申請者が本人であることが確認できる場合は、窓口での即時交付が可能となっています。

 

再発行の手続きに必要なもの

「年金手帳再交付申請書」に必要事項を記入のうえ、年金事務所に提出します。どこの年金事務所に提出するかなどについては、日本年金機構(http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20150326.html)に記載されていますので事前に確認するようにしましょう。また、き損の場合は、現在お持ちの年金手帳も必要になります。

 

参考:自分の基礎年金番号の確認方法を教えてください。|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/faq/n_net/goriyou/moshikomi/20150519.html

 

ねんきんネットを活用すれば、年金に対する不安が解消できる

 

自分が知りたいときに最新の情報を確認できるサービスですので、とても便利です。ふと気になったときにいつでも確認できますし、パソコンやスマートフォンから確認できます。自分の老後のことを考えたり、計画したりするときなどにぜひ活用するようにしましょう。

 

監修:高橋 政実(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

 

 

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