個人で年金を用意する制度として、始める人が増えているiDeCo。税制優遇を受けながら、お得に老後資産の準備ができます。

iDeCoを始めるには証券会社への口座開設が必要になります。しかし「どの証券会社を利用すれば良いか分からない」という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、「iDeCo口座を開設する証券会社の選び方」「おすすめの証券会社」について解説していきます。また、iDeCoを始める手順についても紹介します。

これからiDeCoを始めたいと思っている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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iDeCoとは 2022年からのiDeCo
iDeCoおすすめ銘柄 おすすめ証券会社
イデコのデメリット 年末調整時の還付金
SBI証券での始め方 2022年から掛金変更
掛金の平均額と目安  

目次

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iDeCoとは

iDeCoとは、自分で用意する私的年金制度のことです。

個人型確定拠出年金とも言われ、公的な年金制度の上乗せ分として活用されています。

公的年金とは異なり、iDeCoは自身で掛金を拠出し、定期預金や投資信託などの中から運用方法を決めます。加入期間中に積み立てた掛金と、運用で得られた利益を年金として受け取ることができます。

iDeCoのメリット

iDeCoのメリットは、税制優遇を受けながら資産を準備できる点にあります。

メリットとなる税制優遇は以下の3点です。

  • 拠出する掛金が全額所得控除の対象となり、所得税・住民税を節税できる
  • 運用期間中に得られた利益がすべて非課税になる
  • 受け取るときも「退職所得控除」「公的年金等控除」の対象となる

このように税金面でメリットを享受しつつ、老後の資産を運用できるのがiDeCoの魅力です。

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iDeCo口座を開設する証券会社の選び方

iDeCoの口座を開設する証券会社を選ぶ際の判断基準を紹介していきます。始めた後に「あれ、他の証券会社の方が良かったかも…」とならないためにも、事前に基準を定めておきましょう。

運営管理機関手数料がかかるか

まず始めに、運営管理機関手数料がどれくらいかかるかという点です。iDeCoを始めると、運用商品の手数料のほかに、口座管理にかかる手数料も支払うことになります。

口座管理手数料を支払う先は、「国民年金基金連合会」「委託先信託銀行」「証券会社」の3種類があります。その中で証券会社に支払う手数料が、運営管理機関手数料です。

最近では運営管理機関手数料が無料の証券会社が増えてきています。毎月の手数料を抑えるためにも、運営管理機関手数料がかからない証券会社を選ぶようにしましょう。

iDeCoの商品ラインナップをチェック

次に、iDeCoの商品ラインナップをチェックします。数ある商品の中から選ぶ方が、自分に適した運用を行うことができます。証券口座を開設する前に、iDeCoの商品ラインナップをみて、充実しているかどうか確かめておきましょう。

証券会社が運用のサポートをしてくれるか

そして、運用のサポートをしてくれる証券会社もおすすめです。資産運用や投資についての知識に自信がない人や、iDeCoの利用方法が分からない人はサポートが手厚い方が良いでしょう。

専用ダイヤルや、AIアドバイザーなどの対応が用意されている証券会社を利用することをおすすめします。

iDeCoを楽天証券で選ぶ際のメリット

iDeCo口座を楽天証券で開設する際のメリットを紹介していきます。先ほど紹介した「運営管理機関手数料」「商品ラインナップ」「サポートの充実度」という観点から解説します。

運営管理機関手数料が無料

楽天証券のiDeCoは、運営管理機関手数料が無料です。毎月かかる手数料を抑えることができるため、お得に運用することができます。

「残高や毎月の拠出金額が一定の条件を満たすと無料」という金融機関もありますが、楽天証券に条件はありません。毎月そんなに多くの金額を拠出できないという人には、楽天証券がおすすめです。

運用商品のラインナップが豊富で初心者でも安心

楽天証券は、iDeCoの運用商品ラインナップも豊富に取り揃えています。「国内株式」「外国株式」「バランス型」「定期預金」など32種類の商品の中から、選ぶことができます。

多くの商品があるので、自分に適した商品選択が可能です。手数料や過去のリターンなどを比較して運用商品を選んでみましょう。

サポートが充実していて初心者でも安心

楽天証券は、iDeCoに関するサポートが充実しています。専用ダイヤルやAIチャットなどが対応してくれるので、初心者でも安心して運用をスタートすることができます。

iDeCo専用ダイヤルやLINEのAIチャットで疑問を解決

iDeCo専用ダイヤルで、分からないことや気になることを問い合わせられるのが、楽天証券のメリットです。平日だけでなく、土日祝も対応しているため、気になったことをすぐに確認することができます。

さらに電話を掛けるほどではない場合には、LINEのAIチャットを活用することもできます。LINEアカウントの登録だけで、24時間いつでも疑問に答えてくれます。

気になる疑問を気軽に解決できることが、楽天証券のメリットと言えるでしょう。

スタートガイドでiDeCoの制度のことから運用商品まで紹介

iDeCoの制度や運用商品を紹介してくれるガイドがあるのも、楽天証券の魅力です。初心者でまだ分からないことが多いという人も、ガイドを読んで一から運用商品の特徴を把握することができます。

また、運用の資産配分の例も紹介されているため、どんな運用をしていくか参考にすることもできます。年齢やライフプランによって異なる資産配分をチェックすることで、自分に適した配分を把握することが可能です。

iDeCo用のサイトが便利

楽天証券のiDeCo専用サイトは充実していて、とても便利です。iDeCoの概要や商品のラインナップを確認できるほか、各種の手続きや運用について学べる動画も用意されています。

iDeCoの運用について動画で分かりやすく学べる

iDeCo専用のサイト内では、iDeCoの制度について分かりやすく解説してくれる動画が用意されています。初心者で制度のことをよく理解できていない人も、分かるように説明されています。

「iDeCoを始めたいけど、制度がよく分からない」という人も安心して始められます。不安な人は楽天証券のサポートや専用サイトを利用して、疑問を解決してみましょう。

iDeCoをSBI証券で選ぶ際のメリット

iDeCo口座をSBI証券で開設する際のメリットを紹介していきます。「運営管理機関手数料」「商品ラインナップ」「サポートの充実度」をチェックしましょう。

運営管理機関手数料が無料

SBI証券は、証券会社の中で初めてiDeCoの運営管理機関手数料の自由化を実現しました。その後、他の証券会社も手数料自由化に動き始めました。

楽天証券と同じく、SBI証券にも手数料無料の条件がありません。誰でも運営機関手数料を無料で運用することができます。月々にかかる手数料を抑えたい人は、SBI証券をおすすめします。

商品ラインナップが豊富

SBI証券は、iDeCoの商品を37種類取り揃えています。「国内株式」「全世界株式」「新興国債券」「国内REIT」などが用意されています。

数ある商品の中から選ぶことができるため、魅力的な商品探しに適しています。過去のリターンや手数料を比較して運用商品を選んでみましょう。

自分の投資ニーズにあったプラン・運用商品を選べる

SBI証券のiDeCoは豊富な商品ラインナップがあり、自分に適した運用商品を選ぶことができます。指数に連動したインデックスファンドや、積極的にリターンを狙いに行くアクティブファンドが用意されており、投資ニーズにあった運用商品を選択できます。

さらにSBI証券はサポートが充実しています。ロボアドバイザーに相談して、運用プランを決めていくことができます。

ロボアドバイザー「SBI-iDeCoロボ」

iDeCoの商品選びをサポートしてくれるのが、「SBI-iDeCoロボ」です。投資経験や、運用に対するこだわりを伝えると、診断が行なわれます。そしてSBI証券のiDeCo商品の中からニーズにあった商品を紹介してくれます。

例えば、「堅実派」と診断されたら、債券中心の商品を紹介してくれます。過去のリターンや手数料もチェックすることができ、自分の運用方針に適しているかどうかを確認できます。

SBI証券に口座を開設していない人でも、無料でサービスを利用することができます。これから口座開設を考えている人は、まず「SBI-iDeCoロボ」を活用してみましょう。

iDeCoをマネックス証券で選ぶ際のメリット

iDeCoの口座をマネックス証券で開設する際のメリットを紹介します。「運営管理機関手数料」「商品ラインナップ」「サポートの充実度」をチェックしましょう。

運営管理機関手数料が無料

マネックス証券も運営管理機関手数料が一切かかりません。毎月の口座管理手数料を抑えて運用することができ、お得です。

楽天証券やSBI証券と同じく、誰でも運営機関手数料が無料で運用することができます。毎月かかる手数料を少しでも抑えたいという人は、マネックス証券がおすすめです。

低コスト運用商品のラインナップが豊富

マネックス証券は、iDeCoの商品が27種類あります。用意されている商品は「国内型」「海外型」「元本確保型」の3つに分類され、自分に適した商品を選ぶことができます。

低コストを追求した業界最低水準のファンドを取り揃えており、運用商品の手数料を抑えることができます。多様で低コストな商品の中から選ぶことができるのが、マネックス証券のメリットです。

iDeCo専用のロボアドバイザーが利用できる

マネックス証券で利用するのであれば、最適なポートフォリオを提案してくれるロボアドバイザー「iDeCoポートフォリオ診断」がおすすめです。

どの銘柄にどれくらいの配分で投資すべきかを提案してくれます。運用商品が多くて、どうしていいか分からないという人にも適切なアドバイスをもらえます。

将来の資産がどれくらい増えるのか、資産が減るリスクはどれくらいあるのかが気になる人は、マネックス証券のロボアドバイザーを利用してみましょう。

iDeCo専用ダイヤルは土曜・平日夜間も繋がるから安心

マネックス証券のiDeCo専用ダイヤルは、平日9時〜20時、土曜9時〜17時で受け付けています。平日の夜間や土曜にも対応しており、非常に便利です。

普段は仕事で平日の昼間に問い合わせることができないという人も、マネックス証券のiDeCo専用ダイヤルを利用することができます。疑問やお悩みを平日昼間以外の時間にも相談できるのが、マネックス証券のメリットです。

iDeCoを松井証券で選ぶ際のメリット

iDeCo口座を松井証券で開設する際のメリットを紹介します。「運営管理機関手数料」「商品ラインナップ」「サポートの充実度」をチェックしていきましょう。

運営管理機関手数料が無料

これまで紹介した証券会社と同じく、松井証券も運営管理機関手数料が無料です。月々の口座管理手数料を抑えることができるため、お得に利用することができます。

手数料無料の条件はなく、誰でもいつまでも運営管理機関手数料が無料です。毎月の手数料を抑えたい人は、松井証券の利用もおすすめです。

低コスト運用商品のラインナップが豊富

松井証券のiDeCo商品ラインナップは、これまで紹介した証券会社の中で最多の40種類です。「国内株式」「新興国債券」「先進国リート」「バランス型」など、幅広い商品を取り扱っています。

また運用商品は、低コストの投資信託の中から厳選されています。手数料を抑えて運用ができるのが、松井証券のiDeCoを利用するメリットです。

創業100年以上の歴史と実績がある

松井証券は、1918年に松井房吉商店として創業しました。100年以上の歴史のある松井証券は、インターネットの取引を本格的に導入した初めての証券会社でもあります。

長い歴史のなかで培ったノウハウがあるので、安心して取引を行うことができます。歴史と実績で選ぶなら、松井証券がおすすめです。

松井証券オリジナルの画面で資産状況が確認できる

松井証券のiDeCoは、オリジナル画面で確認することができ、分かりやすいです。

積み立てた運用資金や、iDeCoの評価損益、運用資産の配分をグラフで一目でチェックできます。iDeCo以外で運用している投資信託があれば、まとめて管理することもできます。

分かりやすく手軽に資産をチェックできるのが、松井証券のメリットです。

iDeCo専用ダイヤルでサポート体制も万全

松井証券にもiDeCo専用ダイヤルが用意されています。気になること・疑問点などを問い合わせることができます。

平日に問い合わせができない人は、WEBからの問い合わせがおすすめです。メールで対応してくれるため、いつでも確認することができます。

サポート体制が充実していることも、松井証券のiDeCo口座開設のメリットです。

iDeCoの始め方

それでは、iDeCoの始め方を紹介します。口座開設までの流れを簡単に説明していきます。

iDeCo口座を作る金融機関を選ぶ

まず始めに、iDeCo口座を作る金融機関を決めるところからスタートです。iDeCo口座は1人1つの金融機関でしか開設できないため、注意が必要です。

楽天証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券などがおすすめですが、もし決められない場合は、資料請求で金融機関を比較するという手段もあります。

各証券会社でiDeCoに関する資料は用意されているので、資料請求をしてメリットや取扱商品などを比較してみると良いでしょう。

加入申し込みの書類を取り寄せて記入する

口座開設する金融機関が決まったら、申し込み書類を取り寄せて記入しましょう。ここで注意が必要なのが、国民年金の第2号被保険者です。会社員・公務員などの第2号被保険者は、勤務先で加入対象者の証明をもらう必要があります。

記入漏れや間違いなどがないように、しっかり確認して記入しましょう。

掛金額と運用方法を決める

次に、掛金額と運用方法を決めましょう。掛金額の上限は、公的年金の被保険者種別によって異なります。以下の表にまとめました。

被保険者種別 掛金額の上限
第1号被保険者(自営業者等) 月68,000円
第2号被保険者のなかで、企業年金・企業型確定拠出年金に加入していない人 月23,000円
第2号被保険者のなかで、企業型確定拠出年金に加入している人 月20,000円
第2号被保険者のなかで、企業年金に加入している人・共済組合員(公務員) 月12,000円
第3号被保険者(専業主婦(夫)等) 月23,000円

自分が該当する区分の上限額をチェックして、範囲内で掛金額を決めましょう。

また運用方法については、積極的に増やしたいのか、安全に運用したいのかを明確にしておきましょう。積極的に運用したい人は、株式中心のアクティブファンドを利用。安全に運用したい人は、元本確保型の定期預金を利用。バランスを取りたい人は、25%ずつ株式や債券に投資するファンドを配分するなどの対応もできます。

どのような運用をするべきか迷っている人は、口座開設前に利用できるSBI証券の「SBI-iDeCoロボ」などを活用してみましょう。

書類を提出して口座開設完了を待つ

必要事項を記入し終えたら、提出して口座開設完了の通知が来るのを待ちましょう。

申し込み書類が受領された通知の後、口座番号やパスワードが届きます。すると、iDeCoでの運用をスタートすることができます。

様々なツールを利用して、iDeCoの運用を始めてみましょう。

まとめ:iDeCoのおすすめ証券を比較して、まずは資料請求を

iDeCoを比較するなら、まずは資料請求を

iDeCo口座を開設できる証券会社には、それぞれメリットや特色があります。きちんと自分に適した証券会社を選ぶことが重要です。

商品のラインナップやサポートの充実度は、最低限口座開設の前に確認しておきたい部分です。

もしネットの情報だけでは不安という人は、各金融機関の資料を比較して、自分にあった証券会社を探すことをおすすめします。

老後資産の準備に大切なiDeCo。じっくり検討して証券会社を選び、賢く運用を始めてみましょう。

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