モメンタム投資は、テクニカル分析のひとつとして多くの投資家が利用している投資手法です。

投資経験者はもちろん、これから株式投資で利益を狙いたい投資初心者にもおすすめの投資手法となっています。

この記事では、「モメンタム投資とは何か?」という基本的な情報からトレードのやり方までを解説しています。

モメンタム投資を理解し、普段の投資に役立ててみてください。

モメンタム投資とは

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モメンタム投資とは、過去のチャートの動きを見て今後の株価の動向を分析する「テクニカル分析」のひとつです。

ご自身の投資スタイルに取り入れることで、株式投資での収益性が高まるかもしれません。

まずは、モメンタム投資の基本的な内容から確認していきましょう。

上がっている時に買い、下がっている時に売る投資法

「モメンタム」とは勢いのことを指す言葉です。

モメンタム投資は勢いに乗って売買を行う投資手法で、株価が上昇している時に買い、下落している時に売ります。

株価のトレンドに素直に乗る「順張り投資」がモメンタム投資で、比較的オーソドックスな投資手法といえます。

トレンドラインを引いて銘柄を選定する

モメンタム投資で売買する銘柄は、チャートに「トレンドライン」を引いて選定します。

チャートの下値で線を結び、トレンドラインを描きます。結んでいるライン(下値抵抗線)を上回っている限りは保有を続け、下値抵抗線を下回ったら売却するという流れが基本です。

用語解説
チャート これまでの株価を把握するためのグラフのこと。
トレンドライン 株価推移をおおよその流れを把握するための引く線のこと。
上昇相場なら株価の安値を結び、下落相場なら株価の高値を結ぶ。
下値抵抗線 チャートで過去の安値を結んだラインのこと。
株価が下落して下値抵抗線付近になると反発するケースが多く、下値抵抗線を下回るとさらに下落する場合がある。

例えば、「7203トヨタ自動車」の2019年10月から2021年10月にかけてのチャートを見てみましょう。

トレンドライン

2020年3月以降に上昇している間の安値を結んだラインが「トレンドライン」です。

このトレンドラインは「下値抵抗線」となっており、株価はライン付近で反発しています。

下値抵抗線を下回らない限りはトヨタ自動車の株式は保有する、というのがモメンタム投資の考え方です。

出典:Trading View「7203トヨタ自動車」

モメンタム投資のやり方

モメンタム投資のやり方

次に、モメンタム投資のやり方について解説します。

注意点も紹介するので、あわせて確認しておきましょう。

下値3点でトレンドラインが引けるか確認する

まずは、株価が右肩上がりに上昇し続けている銘柄を探します。

膨大な数の株式チャートをひとつずつ確認するのは大変なので、証券会社のホームページにある「スクリーニング機能」を活用することがおすすめです。

3〜6ヶ月前からの値上がり率を設定し、株価が上昇している銘柄を絞り込むと見つかりやすくなります。

銘柄を決めたら下値3点を結ぶラインを引いてみましょう。最新の株価が引いたラインよりも上にある場合は、モメンタム投資の対象銘柄となります。

下値抵抗線にタッチしたのを確認してから買う

選んだ銘柄の株価が下値抵抗線に接触しそうな場合は、下値抵抗線から反発したことを確認したあとに購入するのがよいでしょう。

もし反発を確認せずに購入してしまうと、株価が下値抵抗線を割ってそのまま下落し続けてしまう可能性があるためです。

早く購入した方が利益をたくさん取れると考えるかもしれませんが、株価が反発したのを確認してからでも遅くはありません。むしろ利益を先回りしようとして失敗し、損失を抱える可能性もあります。

モメンタム投資をする際は、下値抵抗線から反発するのを待ってから購入するようにしましょう。

下値抵抗線を割るまでホールドし続ける

銘柄が決まったあとは、下値を結んだトレンドラインを下回るまで持ち続けます。もし余裕資金がある場合は、資金に合わせて追加購入するのもいいでしょう。

株価のトレンドはある程度継続するケースが多いため、銘柄によっては半年から数年以上持ち続けることもあります。

定期的に保有している株の株価とトレンドラインをチェックしながら持ちましょう。

モメンタム投資の株売却について

モメンタム投資の株売却について

株式投資では、銘柄を購入するタイミングよりも売却するタイミングの方が重要といわれています。

売却の時期を逃してしまうと、利益を取れなかったり損失が拡大してしまったりと失敗するケースが多いです。

モメンタム投資を始める前には、株を売却するタイミングについても考えておきましょう。

トレンドラインを下回ったら売却する

モメンタム投資では、最初に引いたトレンドラインを株価が下回ったタイミングで株を売却します。この際、事前にルールを決めておいて機械的に売却するようにしましょう。

「トレンドラインを下回ったのは一時的で、すぐに値が戻るかも」と考えてしまいがちですが、これは非常に危険です。

特に投資を始めたばかりの方は、自分が保有している銘柄の含み損が発生しているときに手放すことに抵抗があることも少なくありません。

しかし、売却の判断が鈍ると株価がさらに下がって利益が少なくなったり、損失を抱えたりしてしまう場合があります。モメンタム投資で株を購入した際は、トレンドラインを下回ったら潔く売却しましょう。

損切りルールと組み合わせてOK

基本的には、トレンドラインを下回ったらすぐ売却するのがモメンタム投資です。

しかし、トレンドラインを割ってすぐに売却するのがもったいないと考える方は、損切りのルール組み合わせるのもひとつの手です。「トレンドラインから◯%下がったら売却する」というルールを予め決めておくと良いでしょう。

この際のポイントは、一度決めたルールを途中で変更しないことです。決めたルールからブレてしまうと、結果的に損失が拡大してしまうリスクがあります。

心の強さを試される部分ですが、自分で決めたルールを遵守した投資を貫きましょう。

まとめ:モメンタム投資で上昇トレンドに乗りましょう

モメンタム投資で上昇トレンドに乗りましょう

モメンタム投資は上昇トレンドの時に買い、下落トレンドの時に売るというオーソドックスな投資手法です。

トレンドはある程度の期間継続することが多いため、株価のトレンドを常に読み取ることを意識しましょう。

また、選んだ銘柄が下値抵抗線を下回った場合、事前に定めたルールに基づいて売却することが大切です。感情に振り回されずに、機械的な運用をしていくことが成功の秘訣といえます。

ぜひモメンタム投資の手法を身に付けて、株価の上昇トレンドに乗りましょう。

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