人生の節目ともいえる「25歳」ともなれば、「今の貯金額は適切だろうか?」「他の人はどのくらい貯金しているのだろう」と気になることが増えてきます。

20代前半では娯楽が楽しくて、「貯金のことなど考えもしなかった」という方も多いかもしれません。

しかし、これからの人生は結婚や出産、教育に住宅購入など、お金の掛かるイベントが続きます。

「人生100年時代」を見据えて、定年後の生活を豊かにする準備もしなければなりません。

この記事では、25歳時点でどの程度の貯金を持っているのか、20代の貯金平均・中央値を確認しながら、お金を貯める方法も紹介します。

この記事をご覧になったこの機会に、資産の見直しをしてみてください。

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25歳の貯金額平均・中央値

25歳の貯金額平均・中央値

自分が同世代と比べてどのくらい貯金できているかを知るためには、貯金額の平均値・中央値と比較してみるのが分かりやすいです。

同世代の貯金額を把握するために、20代のデータを確認していきましょう。

20代単身世帯の貯金額の割合

金融広報調査委員会による「家計の金融行動に関する世論調査」によると、20代単身世帯が保有している金融資産額の割合は以下の通りです。

この調査では預貯金だけでなく、株式や保険などの「金融資産」がすべて含まれています。

20代の金融資産単身世帯の割合
非保有43.2%
100万円未満28.3%
100〜200万円未満8.8%
200〜300万円未満4.8%
300〜400万円未満3.6%
400〜500万円未満2.5%
500〜700万円未満2.9%
700〜1,000万円未満1.7%
1,000〜1,500万円未満0.9%
1,500〜2,000万円未満0.5%
2,000〜3,000万円未満0.3%
3,000万円以上
0.0%
無回答2.5%

20代単身世帯の場合、金融資産を保有していない(貯金なし)世帯は約4割、金融資産100万円未満の世帯は約3割となっています

合計すると、20代単身世帯の約70%は金融資産100万円未満ということになり、100万円以上資産がある方は少数派であることがわかります。

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和2年調査結果」

20代単身世帯の貯金平均・中央値

20代単身世帯の金融資産額の平均・中央値は以下の通りです。

平均113万円
中央値8万円

20代金融資産の平均値が113万円、中央値が8万円となっており、20代単身世帯の半分が貯金8万円以下という数字が出ています。

20代は給与があまり高くないこともあり、貯金に回す余裕がないことがうかがえます

一方、平均値は中央値を大きく上回っていることから、一部では高給の方、財産を相続している方、早くから資産運用を始めている方などがいることが考えられます。

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和2年調査結果」

20代二人以上世帯の貯金額の割合

金融広報委員会による「家計の金融行動に関する世論調査」によると、20代の二人以上世帯が保有している金融資産額の割合は以下の通りです。

20代の金融資産二人以上の割合
非保有16.0%
100万円未満20.0%
100〜200万円未満16.0%
200〜300万円未満12.0%
300〜400万円未満0.0%
400〜500万円未満12.0%
500〜700万円未満12.0%
700〜1,000万円未満4.0%
1,000〜1,500万円未満4.0%
1,500〜2,000万円未満0.0%
2,000〜3,000万円未満0.0%
3,000万円以上
0.0%
無回答4.0%

20代二人以上世帯の場合、金融資産を保有していない世帯は約2割弱、金融資産100万円未満の世帯は2割となっています。

単身世帯と比べて貯金が無い、あるいは100万円以下の世帯は少なくなっており、共働きや固定費をある程度の共有することで二人世帯以上の方が貯金に回せる額が多くなっていることが推測できます。

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年以降)」

20代二人以上世帯の貯金平均・中央値

20代の二人以上世帯の金融資産額の平均・中央値は、以下の通りです。

平均292万円
中央値135万円

二人以上世帯の場合は共働きで世帯収入が高くなることから、平均・中央値ともに単身世帯を大きく上回っています

また、単身世帯と比べて食費の費用対効果がよかったり、1人あたりの光熱費や水道代を単身世帯より安く抑えやすい点も、貯蓄の増加に寄与しているかもしれません。

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年以降)」

25歳(20代)貯金なしの割合

20代の貯金なし割合

金融資産(貯金)がない割合は高い

20代では、「貯金をしていない」「貯金をする余裕がない」という方も少なくありません。

単身世帯と二人以上世帯で、金融資産を保有していないと回答した割合をみていきましょう。

単身世帯43.2%
二人以上世帯16.0%

単身世帯は4割以上、二人以上世帯でも約2割弱が金融資産を保有していませんでした。100万円未満の方と合わせると、その数は更に多くなります。

単身世帯は収入に対して生活費や税金の負担が大きく、あまり貯金ができないようです。

二人以上世帯は、共働きにより単身世帯より収入を増やすことができるため、単身世帯よりは貯金をしやすい傾向にあることがわかります

しかし、二人世帯である程度の貯金があっても、今後のライフイベントによっては資金が足りなくなる可能性があります。

お金の使い道や運用方法をじっくりと検討し、計画的に資産形成していきましょう。

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和2年調査結果」
出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年以降)」

金融資産を保有している人は一部に偏っている

金融資産がない(貯金なし)世帯が多い一方で、貯金500万以上の世帯も存在しています。

二人以上世帯は世帯年収が高くなることから、貯金額の推移が単身世帯と比べて高めなのもわかります。

20代のうちに貯金を増やすには、世帯年収を上げつつ支出を抑える必要があることが考えられます。

25歳で発生しやすいライフイベント

25歳からはライフイベントに費用が掛かる

25歳からは、結婚や出産・育児・住宅の購入・車の購入などさまざまなライフイベントがあり、多額の費用を必要とします。

日本ファイナンシャル・プランナーズ協会がまとめた主なライフイベントに掛かる費用の目安は次の通りです。

費用項目概算金額費用内容
結婚費用約467万円結納・婚約~新婚旅行までに掛かった費用総額(全国推計値)
出産費用約51万円出産費用の総額(入院料・室料差額・分娩料・検査・薬剤料・処置・その他)
教育資金約1,049万円子ども1人あたりの総額(幼稚園から高校まで公立、大学のみ私立の場合)
住宅購入費約3,340万円住宅の平均購入価格で建売住宅は約3,340万円、マンションの場合は約4,350万円
老後の生活費約26万円/月高齢夫婦無職世帯の支出約26万円/月
介護費用約17万円/月介護保険受給者1人あたり使用額は約17万円/月
緊急資金約60万円生活費の3ヶ月分~1年分を確保。(1ヶ月の生活費が20万円なら60万円~240万円

出典:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会「主なライフイベントにかかる費用の目安」

このほかの費用として車を必要とする人は自動車の購入費、親の面倒を見る必要がある人は親の介護費用も必要になってきます。毎月の生活費も当然考慮しなければなりません。

人生100年時代を迎え、将来のライフイベントを踏まえ、定年までにいくら貯金しなければならないのか設計することが重要です。

結婚式を挙げる

お付き合いをしている人がいる場合は、25歳前後で結婚を考え始めるという方もいるでしょう。

結婚すると引越しや二人で使用する家具など、新生活に向けた準備にもお金がかかります。

結婚を考えている場合は、早い段階から貯金を始めることをおすすめします。

結婚式(披露宴)に呼ばれる

25歳くらいからは友人・知人で結婚する人が増え始めるため、結婚式に呼ばれることも増えてきます。

ご祝儀はもちろん、遠方の場合は交通費、宿泊費などの費用がかかることが想定されるため、急な出費に対応できる備えが必要です。

大きな金額ではないですが、ご祝儀のために生活費を圧迫することがないようにしましょう。

出産・育児費用が発生する

25歳で既に子どもがいる場合は、子どもが大きくなるにつれて子育てにかかる費用は増えていきます。

まだ子どもがいない場合でも、今後子どもができた場合は出産・育児の費用が必要になります。

今後子どもを持つことを計画している場合は、早めから貯金をしておきましょう。

老後資金を考え始める

近年は「老後2,000万円問題」が話題になっており、老後の生活費を用意する必要性が高まっています。

25歳では老後はまだ先のことのように感じられますが、老後資金を一気に準備するのは難しいため、今のうちからコツコツと貯金をはじめることが大切です。

25歳時点で貯金が難しいのはなぜか

貯金が難しい理由

既に述べた通り、20歳代の人の過半数はほとんど金融資産を保有していません。

なぜ貯金できないのでしょうか。その理由について説明します。

収入金額と支出金額をつかんでいない

毎月いくら収入があり、いくら支出できるのかということをきちんと把握していないと、ダラダラとお金を使いがちになってしまいます。

特にクレジットカードをよく利用する人は、使い過ぎに気をつけなければなりません。

クレジットカードの引き落としは1、2ヶ月後なので、手元にいくら使えるお金があるか全く分からなくなってしまうことも…。

特にリボ払いや分割払い・ボーナス一括払いは要注意です。

貯金の目標を設定していない

目標金額を決めず「月末にお金が余ったら貯めよう」という考えでは、貯金することはできません。

なんとなくお金を使ってしまい、結局は手元には残らず「来月から貯金すればいいや」ということになってしまいます。

お金の使い方が無計画

ウィンドウショッピングやネットショッピングを楽しんでいると、予定していなかった良いものが目に留まり衝動買いをしてしまう人もいます。

前もって何をいくらの予算で買うという計画を立てずに買い物をすると、お金は貯められません。

25歳一人暮らしでも貯金を増やす方法

 25歳一人暮らしでも貯金を増やす方法

今後のライフイベントにお金がかかることを踏まえて、今から堅実に貯金をしていくことが大切です。

ここでは貯金を増やす方法を解説します。

先取り貯金をする

確実にお金を貯めるには、先取り貯金の仕組みを作ることです。

まず月々の生活費にいくら掛かるのか把握し、必要でないお金を先取りして別口座に自動的に移動し、貯金してしまいます。

会社に「財形貯蓄」や「確定拠出年金」の制度があれば、給与天引きで自然にお金は貯まっていきます。

会社に制度がない場合は「定額自動入金制度」を利用すれば、手数料無料で他の銀行口座に移すことができます。

貯金目標を決める

いつまでにいくら貯めようという目標がないと、お金は貯まりません

具体的に目標期日と目標額を設定することで、モティベーションも高まり自然に貯金が増えていきます。

今の支出を把握する

貯金を増やすためには、まず「何にお金を使っているのか」を把握することが大切です。

支出を把握することで、収入に対して支出が多過ぎないか、どの支出を減らせるのかを明確にできます。

高額の買い物は支出を把握しやすいですが、コンビニでの買い物や仕事中の飲み物の購入など日々の見落としがちな出費も多くあります

細かい部分までしっかり洗い出して、自身の支出を把握しましょう。

固定費を見直す

支出を減らすことは、収入を増やすことと同じ効果があります。

特に月々必ず支払う「固定費」を見直すことで、効率的に支出を減らすことができるでしょう

例えば、電気・ガス代の契約プランを見直して月1,000円安くなれば、年間12,000円のお金が節約できます。

他にも、格安Simへの乗り換えやインターネット料金の見直し、使用していないサブスクリプションサービスの解約などで、固定費を削減することができます。

毎月かかる固定費を削減し、その分を貯金に回せばお金が貯まりやすくなります。

転職や副業で収入を増やす

支出を見直した後は、収入を増やす手段を考えましょう。収入が増えた分だけ、貯金を増やすことに繋がります。

例えば、現在と同じ業種で給与水準が高い企業に転職したり、スキルを活かした副業を始めるなど、収入を増やすチャンスはいくつかあります。

転職や副業に繋がるスキルが無い場合は、勉強してスキルアップを目指しましょう。

スキルアップにはお金がかかりますが、20代でスキルアップできれば今後の人生で得られる収入も大きく増える可能性が高くなります

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少額でも積立NISAを活用する

積立NISAを活用して、じっくりと資産形成するのも貯金を増やす方法のひとつです。

「積立NISA」は、国が厳選した投資信託やETFを20年間、毎年40万円まで非課税で運用できる制度です。

毎月定額を積み立てていくだけで資産運用できるため、投資初心者や将来に向けた資産を築きたい方におすすめです。

少額からでも始めることができ、もし急にお金が必要になった場合は途中で解約することができます。ただし、投資には元本割れのリスクがあることには注意が必要です。

しばらく使う予定がないお金を投資に回して、将来に向けたお金を準備していきましょう。

まとめ:25歳から貯金を始めて、将来に備えましょう

25歳から貯金を始めて、将来に備えましょう

20代の平均貯金額や25歳以降に発生しやすいライフイベント、一人暮らしでも貯金を増やす方法を解説しました。

20代の貯金額は、単身世帯の中央値で8万円、二人以上世帯の中央値で135万円です。特に単身世帯はまだ収入が高くない人が多く、貯金が難しい方も多いかもしれません。

しかし、25歳はこれから起こるだろうライフイベントを見越して、計画的に貯金を始めていくことが大切です。

毎月の収支をしっかり把握して節約したり、転職・副業などで収入を増やしたり、少額からの資産運用を始めたりと、さまざまな手段で資産を増やしていきましょう。

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