株式投資やFXで投資をする際、相場の動きを読むことは大切な要素です。

特に短期投資では短期的な値動きを先読みすることで、リターンを狙うことになります。

その際、値動きが小さい銘柄では例え価格が上昇しても大きなリターンにはなりません。可能な限り値動きが大きい銘柄を狙いたいものです。

この記事では、価格変動の幅を意味する「ボラティリティ」について意味や活用方法、投資する際の注意点を解説します。

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ボラティリティの意味とは

ボラティリティの意味とは

値動きの変動幅のこと

「ボラティリティ」とは、価格変動の度合いのことをさす言葉です。

金融商品のリスクの大きさを表しており、ボラティリティが大きければ大きいほど値動きが変動しやすいということになります。

ボラティリティが大きい状態と小さい状態の特徴をそれぞれ解説していきます。

ボラティリティが大きい商品の特徴

ボラティリティが大きいということは、金融商品の価格が短期間に激しく上下する状態を意味します。

比較的時価総額が小さい銘柄や取引が少ない銘柄でボラティリティが大きくなりやすく、急速に価格が上昇したり、暴落したりと先を見通しづらいことが特徴です。

良いタイミングで相場に入ることができれば短期的に大きな利益を得ることができますが、高値を掴んでしまうと一気に損失が膨らんでしまうリスクもあります。

ボラティリティが小さい商品の特徴

ボラティリティが小さいということは、金融商品の価格変動が小さい状態のことを意味します。

銘柄への信頼度が高いことが多く、安定した値動きを続けるのが特徴です。

ボラティリティが小さい銘柄の1日の値動きは、大きくても1%前後が目安となります。

短期的な値動きが大きい商品と比べて安心して購入できるものが多く、悪い決算・ニュースがなければ価格が冒頭・暴落する可能性は低いです。

株やFXでのボラティリティの活用方法

株やFXでのボラティリティの活用方法

株式投資やFXをするとき、以下のような場合にボラティリティを活用することができます。

  • デイトレードで活用する
  • 空売り(ショート)でも利益を狙う
  • 静観する

上記の活用方法をそれぞれ解説していきます。

デイトレードで活用する

1日の間で利益を狙う「デイトレード」や、数日〜数週間で取引をする「スイングトレード」は、ボラティリティが大きい商品(銘柄)と相性が良いです。

短期的に激しい値動きとなる特性を利用して、デイトレードやスイングトレードで利益を狙いに行くと良いでしょう。

特に価格が一定の範囲内で上下する「レンジ相場」でボラティリティが大きい場合、下げたら購入、上げたら売却という取引を繰り返すことで大きな利益が得られます。

短期的な取引をメインに投資している方は、ボラティリティが大きい相場をチャンスと捉えて利益を狙いに行きましょう。

空売り(ショート)でも利益を狙う

株式投資やFXでは買った後に売るという取引だけでなく、売ってから買い戻す空売り(ショート)という取引も可能です。

高値を付けていて今後価格が下落しそうというときに、空売りをすることで利益を得ることができます。

ボラティリティが大きい相場で短期取引をする場合、高値を付けているときに買っても損をする可能性が高いです。

そんなときは空売りを利用することで、高値でも利益を狙うチャンスが生まれます。

株式投資で空売りをしたい場合は、信用取引口座の開設が必要となります。

ボラティリティが大きな相場で、より利益を狙いたい方におすすめの取引方法です。

静観するのも重要

ボラティリティが大きい相場では、上記のような方法で利益を狙うことができます。

しかし、値動きの激しさに身動きが取れなくなるという方もいるでしょう。

価格変動が激しいときは無理に取引をせず、静観するのも重要です。

例えば、取引をしようとする際に相場の値動きに恐怖を感じる場合、その取引はリスクを取りすぎているといえます。

相場が落ち着くのをじっくりと待ち、ボラティリティが小さくなってから取引を再開することをおすすめします。

特に中長期目線で投資をしている方は、短期間の激しい値動きは最終的には誤差でしかないことがほとんどです。

相場の値動きに一喜一憂せず、長期的にコツコツと資産形成していきましょう。

ボラティリティを活用する際の注意点

ボラティリティを活用する際の注意点

ボラティリティは、指標として上手に活用することで利益を得るチャンスが生まれる一方で、注意しなければならない点も存在します。

事前に注意点を把握しておくことで、不本意な損失を回避しましょう。

今後のトレンドの参考にはならない

ボラティリティが大きい銘柄は、価格が上昇していたとしてもすぐに暴落したり、そのまま上昇し続けることがあったりと、その後どういう値動きをするかプロでも当てることは難しいです。

値動きには基本的には理由があるので、原因を分析して今後の相場トレンドを捉えることが重要になってきます。

ボラティリティの大きさだけでは今後の値動きは予測できないため、自分の予想を過信せず、トレンドをしっかり見つめて柔軟に取引をしましょう。

ボラティリティが大きい状態が続く可能性がある

相場を変動させるようなビッグニュースがあった場合に、ボラティリティは大きくなります。

一時的には相場が大きく動いたら、その後は落ち着くことが多いです。

しかし、価格が変動する理由によってはボラティリティが大きい状態が長く続く可能性があることも意識しておきましょう。

銘柄特有の理由で大きく変動している場合もあれば、相場全体としてボラティリティが大きくなっていることも考えられます。

資産を大きく減らしてしまう可能性があるため、ボラティリティが大きい相場では積極的なトレードは避け、取引をするとしても少額の短期トレードにとどめておきましょう。

VIX指数(恐怖指数)も合わせて確認する

株式市場のボラティリティを図る指標として「VIX指数(恐怖指数)」というものがあります。

VIX指数は、市場参加者の今後の相場に対する不安を反映しており、指数が大きいほど投資家は先行きに不安を感じていることを示しています。

投資家が不安を感じているタイミングではボラティリティが大きくなりやすいため、VIX指数と相場のボラティリティは比例しやすい傾向にあります。

自分が保有している銘柄の値動きが大きい場合は、その銘柄だけが価格変動しているのか、市場全体としてボラティリティが大きい状態にあるのかを見極めることが大切です。

VIX指数を確認して、値動きの原因が個別銘柄にあるのか市場自体にあるのかを判断しましょう。

まとめ:ボラティリティの特徴を理解して投資に活かそう

ボラティリティの特徴を理解して投資に活かそう

ボラティリティの特徴や投資への活用方法、注意点について解説しました。

ボラティリティが大きい状態にある場合、短期的なデイトレードやスイングトレードなどで利益を上げたり、空売り(ショート)で利益を狙いに行ったりすることが可能です。

しかし、今後のトレンドがどうなるかは分からないため、静観して相場が落ち着くのを待つことも意識しましょう。

投資のスタイルは人それぞれであり、どのように利益を取りに行くかもそれぞれです。

ボラティリティが大きい相場をチャンスと見ることが正解というわけではないため、様々な相場で投資経験を積み、着実に資産を形成していきましょう。

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