こんにちは。

東京都内でワンルームマンション投資をしている、

個人投資家兼ファイナンシャルプランナーの川井えりかです。

最近の株安で、投資の余力のある方の中には「今、まとめて購入したい!」と思う方もいるでしょう 。

「つみたてNISAは定額しかできないから、課税口座で購入するしかないか・・・。」

そんなことはありません。

つみたてNISAで投資信託を一括購入する方法を今回はお伝えします。

 

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つみたてNISAは定時・定額で年間40万円までの投資

最近、資産運用で利用されることの多いiDeCoとつみたてNISA

どちらも積み立ての金額を設定し、定額で投資をします。

定額にすることで株価の高い時は購入数量を抑え、株価の安い時は購入数量を増加させることでき、リスクの低い資産運用が可能です。

iDeCoの購入頻度は「月1回」と決まっていますが、つみたてNISAは、「毎月・毎週・毎日」など、ご自身 で購入頻度を選択することが可能です。

選択した頻度で購入した場合に、年間の投資額が40万円を超えない範囲で積立額を選択します。

例えば、頻度が「毎月」であれば、年間で12回購入することになります。

投資上限40万円÷12回=1回あたりの積立上限33,333円

頻度が「毎週」であれば、年間で52回購入することになります。

投資上限40万円÷52回=一回あたりの積立上限7,692円

つみたてNISAでは、この一回あたりの積立上限を超える額で購入することができません。

「定額投資がリスクが低いのはわかっているのだけれど、株価が安い今、まとめて投資がしたい!」

そんな時に活用してほしいのが、つみたてNISAの【ボーナス払い】の設定です。

ボーナス払いで投資信託のまとめ買いが可能に!

証券会社によっては、つみたてNISA口座で【ボーナス払い】の設定ができます

※ボーナス払いの設定できない証券会社、銀行もありますのでご注意ください

ボーナス払いとは本来、つみたてNISAの年間投資上限の40万円を使い切るためにある制度です。

例えば、つみたてNISAで毎月1万円ずつ投資をしている方は、年間12万円の投資枠を使います。

毎月1万円の積立とは別に、ボーナス月の7月と12月(ご自身 で選択できます)に、14万円ずつと設定すると、

月1万円×12回+ボーナス14万円×2回=40万円

ぴったり40万円の投資枠を使い切ることができます

このような例もあります。2020年の5月からつみたてNISAの投資を始めました。

毎月積立をする場合、1回あたりの積立上限は33,333円です。

年の途中から始めると、仮に上限の33,333円ずつ積み立てをしても、40万円の投資枠全額を使うことができません。

33,333円×8回(5月~12月)=266,664円

年の途中から始めた方や、年の途中で積立額を増減した方は、40万円の投資枠を使いきれなくなることがあります

このような時にも、ボーナス払いを設定すれば投資枠を無駄なく使いきることが可能です。

では、株安の時に一括で購入したい方はどのようにボーナス払いを活用したらよいのでしょうか?

つみたてNISAを開設した証券会社や銀行の、投資信託の最低積立額を確認してください

ネット証券などでは、最低100円からの積立も可能です。

例えば、2020年1月~4月の4カ月間、毎月3万円ずつつみたてNISAで投資していたとします。

毎月3万円×4カ月=12万円

現時点で、40万円の投資枠のうち12万円を使っている状態です。

まとめ買いをするために、毎月の積立額を最低の100円に設定変更します。

そうすると、5月~12月の8カ月間は、毎月100円ずつ、つみたてNISAで投資をします。

毎月100円×8カ月=800円

既に投資した12万円(4カ月分)と、これから投資する800円(8カ月分)を合わせると120,800円です。

そして、上限の40万円との差額、279,200円をボーナス払いに設定します。

ボーナス払いは、回数(年1回or2回)、購入月、購入日まで決めることができます。

279,200円を今すぐ投資したい場合は 、回数を年1回、購入を当日や翌営業日に指定すれば、まとめ買いが可能になります。

安い時にまとめ買いをすれば、購入単価が下がりますから、運用のパフォーマンス(利回り)は上がります

・・・ところで、今が一番安い時なのでしょうか?

つみたてNISAでまとめ買いをするデメリット

ボーナス払いを活用すれば、つみたてNISAでもまとめて投資信託を購入できることがわかりました。

ですが個人的には、ボーナス払いのまとめ買いはあまりお勧めしません。

先ほどの例の続きを考えてみましょう。

積立金額を月100円に下げて、279,200円分の投資信託を購入しました。

まとめ買いした後に株価が反発すれば、大成功です。

ですが、もしその後も株価が下がり続けたらどうでしょうか?

iDeCoやつみたてNISAに代表される定額の積立投資のメリットは、「株価が下がるほど購入数量が増える」ことです。

まとめ買いした後にさらに株価が下がると、この場合月100円ずつしか購入できませんから、より安い価格で購入できる投資信託の数量はごくわずかです。

「月3万円の定額のまま、積立をしていた方がよかった。」という結果になりかねません。

今が一番安いかどうかは、誰にも分らないのです。まとめ買いにはこのようなリスクがあることを決して忘れないようにしましょう。

つみたてNISAのボーナス払いを活用すべき人は

ボーナス払いのまとめ買いにはリスクがありますが、なかには活用してほしい方もいます。

それは、本来のボーナス払いの趣旨に沿った「40万円の投資枠を使い切れない方 」です。

毎月1万円ずつ、つみたてNISAで投資をしている方 は、そのまま年末を迎えると28万円分の投資枠が余ります

もともと余ってしまう枠があるので、株安の時にボーナス払いを設定してまとめて購入するのは良い考えだと思います

ボーナス払いは年に2回まで設定可能です。できれば28万円を1回で払うのではなく、2回に分けて5月と6月で14万円ずつ。

このように 購入時期を分散させるとリスクはさらに下がります。

ボーナス払いの活用は、今設定している積立額を減らしてまで無理やり投資枠をつくるよりは、余っている枠に余裕資金を追加投入するという考えの方が安全です。

非課税でまとめ買いをしたい方は、来年以降はつみたてNISAではなく一般NISAを選択した方が良いかもしれません

お子さんがいらっしゃる なら、まとめ買い用にジュニアNISA口座を開設しておくのも良い方法です。

※ジュニアNISAの投資可能期間は2023年末までです。

新型コロナウィルスがいつ収束するかは誰にもわかりませんし、収束したとして、株価が底を打つのがいつなのかも誰にもわかりません

不確定だからこそ、定額で積立をして着実に数量を増やしていくのが、安心安全な資産運用の基本です。

このことを忘れずに、より高いリターンを求めるためにリスクを取るべきかどうかを考えましょう。

 

記事・監修 川井えりか(ファイナンシャルプランナー)

 

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