» 【FP監修】基礎年金番号が分からなくなったら?調べ方を紹介!のメインビジュアル  » 【FP監修】基礎年金番号が分からなくなったら?調べ方を紹介!のメインビジュアル

M life 記事

老後 2018.10.26

【FP監修】基礎年金番号が分からなくなったら?調べ方を紹介!

 

 

日本年金機構のウェブサービス“ねんきんネット”に登録するときには、基礎年金番号がかならず必要になります。また、年金事務所に年金について問い合わせるときも、基礎年金番号が必要になります。基礎年金番号が分からないときの調べ方についてまとめました。

 

目次

基礎年金番号が分からなくなってしまったら?

 

 

基礎年金番号は、国民年金だけでなく厚生年金や共済組合にも共通する番号です。あなたの年金を包括的に管理する非常に重要な番号ですので、万が一、番号が分からなくなってしまうと大変です。

 

年金手帳に記載されている基礎年金番号とは?

基礎年金番号は、年金手帳に記されています。1996年12月までは国民年金と厚生年金、共済組合のすべてに共通の番号がなく、それぞれの番号で管理していたため、1996年12月以前に年金に加入した人は、次のルールで基礎年金番号が決まりました。

 

・国民年金加入者:国民年金の年金手帳記号番号がそのまま基礎年金番号になる。

・厚生年金加入者:厚生年金の年金手帳記号番号がそのまま基礎年金番号になる。

・共済組合加入者:新たに基礎年金番号が付与される。それまでの番号では管理できなくなる。

 

基礎年金番号は、マイナンバー・雇用保険の被保険者番号とは違うもの

すべての年金に共通した番号である基礎年金番号ですが、雇用保険の被保険者番号やマイナンバーとは異なる数字です。基礎年金番号は10桁の数字の組み合わせで成り立っており、「4桁の記号-6桁の一連番号」で構成されています。

 

年金番号は個人情報保護のためメールや電話では教えてもらいない

基礎年金番号は個人情報の中でも非常に重要度の高い情報です。そのため、万が一、紛失したとしても、日本年金機構や年金事務所に問い合わせても、メールや電話では教えてもらうことはできません。

 

困ったときのために年金番号の調べ方を押さえておこう!

メールや電話では教えてくれないとなると、一体どうすれば基礎年金番号を調べることができるのでしょうか。万が一、基礎年金番号が分からなくなってしまったときのために、基礎年金番号の調べ方を覚えておきましょう。

 

どんなときに基礎年金番号が必要になる?

 

 

基礎年金番号は、さまざまなシーンで提出します。特に、次の7つの場合には、基礎年金番号がかならず必要です。

 

氏名や住所変更時

結婚して姓が変わったときや引越しをして住所が変わったときは、かならず年金事務所に届け出を出さなくてはいけません。変更届を出す際に、基礎年金番号がかならず求められます。

 

ねんきんネットサービスに申し込むとき

“ねんきんネット”とは、日本年金機構が運営している年金保険料の納付状況や将来の年金受給額を調べられるサイトです。このサービスに登録するためには、基礎年金番号が必要になります。

 

就職時

就職するときは勤務先で厚生年金の登録が必要になります。その際、基礎年金番号を申告しなくてはいけません。

 

転職時

転職するときは、新しい勤務先で厚生年金の登録をしなければなりません。未納期間を作らないためにも、速やかに基礎年金番号を申告しましょう。

 

退職し国民年金に加入する時

退職した年齢によっては、厚生年金が未納になる期間中は国民年金に加入しなくてはいけません。その場合も基礎年金番号が必要です。

 

また、配偶者が第3号被保険者として扱われていた場合は、第2号被保険者(厚生年金の被保険者)の退職に合わせて配偶者も国民年金に加入しなくてはならなくなることがあります。未納期間をなくすためにも、速やかに退職者とその配偶者(第3号被保険者であった場合のみ)は、国民年金加入手続きを実施しましょう。

 

年金受給時

満65歳になったとき、あるいは繰り上げ・繰り下げ制度を利用して満60~70歳で年金受給を開始するときは、年金事務所や市区町村役場で年金受給開始の手続きを実施しなくてはいけません。その際も基礎年金番号が必要になります。

 

年金について年金事務所に相談する時

年金制度や障害年金受給、遺族年金受給等で年金事務所に相談する時には、基礎年金番号が必要になります。かならず基礎年金番号が分かる書類を持って、年金事務所に出かけましょう。

 

そもそも基礎年金番号を持っていない!?

 

 

「基礎年金番号が重要なことは分かったけど、そもそも10桁の番号を見たことがない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。過去に年金に入っていた記憶もなく、番号を使って手続きをしたこともないという方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、年金制度は国民総加入の制度ですから、満20歳以上もしくは厚生年金に加入する企業で勤めている方なら、基礎年金番号がないなんてことはあり得ないのです。

 

青色の年金手帳なら過去に基礎年金番号の通知がきている

年金手帳はお持ちでしょうか。青い年金手帳(縦およそ15センチ×横およそ10.5センチ)をお持ちなら、今までに1回以上は基礎年金番号の通知が来ていることになります。

 

年金手帳を開くと氏名の上に4桁の記号と6桁の一連の番号で成り立った文字列があります。それがあなたの基礎年金番号ですので、ねんきんネットに登録するときや年金事務所に問い合わせるときにお使いください。

 

オレンジ色・茶色の年金手帳なら基礎年金番号を持っていない可能性が

オレンジ色もしくは茶色の年金手帳(縦およそ15センチ×横およそ10.5センチ)をお持ちの場合は、まだ基礎年金番号を持っていない可能性があります。

 

オレンジ色もしくは茶色の年金手帳が発行されたのは、すべての公的年金を統一して管理する基礎年金番号ができる前、つまり、1996年12月以前です。1996年12月以前に年金被保険者としての資格を取得している場合は、基礎年金番号ではなく国民年金や厚生年金、船員保険などの年金ごとの番号で管理されていますので、基礎年金番号が発行されていない可能性があるのです。

 

日本年金機構に住所変更を届け出ていない

何度か引っ越しを繰り返すうちに、年金の登録がうやむやになってしまっている方もいます。本来は住民票を異動させる度に日本年金機構に住所変更を届け出して、日本年金機構が管理するデータの住所も更新しなくてはなりません。

 

しかし、住民票を異動させずに引っ越しをしていたり、住民票だけを異動させて日本年金機構には住所変更届を提出していなかったりすると、いつのまにか日本年金機構からの郵便物が届かなくなり、基礎年金番号も分からない状態になってしまうことがあるのです。

 

年金番号が確認できる書類一覧

 

 

オレンジ色もしくは茶色の年金手帳を持っている方も、そもそも年金手帳自体を持っていない方も、基礎年金番号を確認する方法はあります。次の7つの書類を使って、あなたの基礎年金番号を確認してください。

 

青色の年金手帳

青色の年金手帳が届いていませんか?青色の年金手帳を開くと氏名の上に10桁の基礎年金番号が記載されています。氏名と基礎年金番号のページをめくると住所変遷の記録が記載されていますので、最新の住所が現在の住所と異なるときはすぐに日本年金機構に年金手帳を持っていき、住所変更の手続きをしてください。

 

また、今までに海外で長期間日本にいなかった方や結婚して名前が変わった方、住所を何度か変更している方は、番号の異なる青色の年金手帳を保有している可能性があります。すべての年金手帳と現在の氏名・住所が分かる書類を日本年金機構に持っていき、基礎年金番号を統一する手続きを実施してください。

 

基礎年金番号通知書

「基礎年金番号通知書」を記載された縦およそ15センチ×横およそ10.5センチの書面が家に届いている方もいます。この書面は青色の年金手帳とほぼ同じ内容(基礎年金番号と氏名、生年月日、性別、交付年月日)が記載され、下部に「社会保険庁」と書かれてあります。

 

ねんきん定期便

誕生月になると日本年金機構から「ねんきん定期便」と書かれた圧着式ハガキが送付されます。この圧着式ハガキを開くと、上部に12桁の「照会番号」が記載されています。

 

2015年度まではこの照会番号は年金事務局に問い合わせるための専用番号でしたので、2015年度までのねんきん定期便をお持ちの方は、最寄りの年金事務所に照会番号を使って問い合わせ、基礎年金番号を確認してください。

 

2016年度以降は照会番号ではなく基礎年金番号が記されていますので、特に年金事務所に問い合わせなくても、ご自身の基礎年金番号を確認することができます。

 

なお、ねんきん定期便は、被保険者が35歳・45歳・59歳のときは封書で届きます。中にはパンフレットのような数ページの紙が入っており、「○○様のねんきん定期便です」と題されたページの左上部に「照会番号」もしくは「基礎年金番号」が書かれています。照会番号が記載されているときは、年金事務所に問い合わせて基礎年金番号を確認してください。

 

参考:日本年金機構「ねんきん定期便に記されている照会番号とはなんですか。」

 

国民年金保険料の口座振替額通知書

国民年金保険料を口座振替で支払っている場合は、引き落としされる前に「口座振替額通知書」が日本年金機構から郵送されます。大抵、4月旬(2年前納を選択した場合は隔年の4月旬)に送付されますので、通知書に記載されている基礎年金番号を確認してください。

 

国民年金保険料の納付書、領収書

口座振替ではなく納付書を使って国民年金保険料を支払う人もいるでしょう。国民年金保険料の納付書は、大抵、4月上旬に届きますので、納付書内に記載されている基礎年金番号を確認してください。

 

なお、国民年金保険料の納付書が届くタイミングは4月上旬だけではありません。以下のタイミングで納付書や領収書が届きますので確認してみてください。

 

・去年度もしくは2年前の年度において未納があった場合:7月中旬~下旬ごろ

・国民年金保険料の免除の申請をし、一部免除の判断が下された場合:7月上旬~中旬

・退職などで一時的に国民年金に加入する場合:加入手続きをしてから約1カ月後

・口座振替によって国民年金保険料を支払った場合:納付が確認できたタイミング

 

年金証書

年金受給資格を満たすと、日本年金機構から年金証書が郵送されます。もちろん、年金証書にも基礎年金番号が記載されていますのでご確認ください。なお、年金証書を紛失した場合は、年金事務所で再交付の手続きをすれば再交付が可能です。あなたの年金受給を保証する大切な証書ですから、かならず再発行の手続きをしましょう。

 

各種通知書(年金額改定通知書、年金振込通知書等)

日本年金機構から届く書類は、年金証書や年金保険料納付書、ねんきん定期便だけではありません。年金額改定通知書や年金振込通知書等のさまざまな書類が届きますので、それぞれに基礎年金番号が記載されていないか確認してみましょう。

 

書類で年金番号が確認できなかったら?

 

日本年金機構から送付された郵便が家に一通もないとき、あるいはすでに破棄したときでも、基礎年金番号を確認することは可能です。次の3つの方法で基礎年金番号を確認してください。

 

会社員なら総務部に問い合わせる

勤務先で厚生年金に加入している場合は、総務部に問い合わせてください。その場で基礎年金番号を教えてもらえます。

 

ねんきん定期便・ねんきんネット等専用ダイヤルに電話する

ねんきん定期便がある場合は、ねんきん定期便やねんきんネット専用の電話番号で、基礎年金番号の確認方法をガイドしてもらえます。ねんきん定期便をお手元に用意した上で以下の番号に問い合わせてみましょう。

 

0570-058-555 月曜8:30~19:00、火~金曜8:30~17:15、第二土曜9:30~16:00

 

年金事務所に問い合わせる

直接、最寄りの年金事務所に問い合わせてみることもおすすめです。本人であることが確認できる運転免許証などを準備して行きましょう。

 

年金問題などもあるので、日頃から年金は自分できちんと把握することが大切!

 

年金の記録ミスがあっても、長期間放置していると正しい支払い年数や支払い期間を確認できなくなってしまいます。年金保険料を支払うことは国民の義務の1つですから、20歳になったら、あるいは、社会人として働き始めたら、各自が責任を持って管理しておくことが大切です。

 

監修者:元木 進一(ファイナンシャルプランナー)

 

 

記事一覧に戻る
記事一覧に戻る

高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け 高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け

セミナー一覧を見る