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M life 記事

老後 2018.11.22

年金手帳の住所変更はどこでできる?住所変更の手続き方法

 

 

大切な身分証明書でもある年金手帳。引っ越したら、住所も速やかに変更しなくてはなりません。また、結婚などで氏名が変わったときも、速やかに変更手続きをしておかなくてはなりません。

 

年金手帳の住所や氏名の変更方法をシンプルにまとめましたので、ぜひご活用ください。

 

年金手帳の住所変更手続きとは

 

 

1997年1月以降に年金制度に加入した場合は、青い表紙の年金手帳が発行されているはずです。年金手帳には被保険者の氏名と基礎年金番号(4桁の記号と6桁の数字からなる番号)は記されていますが、住所を記入する欄はなく、「住所を変更する必要はないのではないか?」という疑問がわくかもしれません。

 

しかし、各基礎年金番号には被保険者の氏名や生年月日、住所などの個人情報がすべて登録されているわけですから、きちんと住所変更手続きをしておく必要があるのです。

 

住所変更申請先は年金や被保険者の種類によって異なる

年金手帳の住所変更手続きは、加入している年金の種類によって異なります。正しい場所に申請し、手間をかけずに変更手続きを完了しましょう。

 

申請方法は窓口持参・電子申請・郵送の3通り

年金手帳の住所変更手続きは、年金の種類によって、市区町村役場か勤務先で実施します。なお、年金事務所に直接出向いて住所変更手続きをすることも可能です。

 

電子申請

電子申請用の電子証明書を取得しておくと、お手持ちのパソコンで年金手帳の住所変更手続きができます。ただし、電子証明書を取得するのに少々時間がかかりますので、急ぎのときには窓口もしくは郵送で住所変更手続きをするようにしてください。

 

※参考:日本年金機構「電子申請」

 

郵送

年金事務所に直接「被保険者住所変更届」を郵送して、年金手帳の住所変更手続きを完了させることも可能です。

 

第1号被保険者は、お住まいの管轄の年金事務所に郵便で送りましょう。第2号被保険者と第3号被保険者は、第2号被保険者の勤務先の管轄の年金事務所に送付してください。被保険者住所変更届は、日本年金機構の公式サイトからダウンロードできます。

 

※参考:日本年金機構「被保険者住所変更届」

 

変更届が必要ない人

年金手帳に記載されている基礎年金番号と国民番号(12桁の数字でできている。マイナンバーとも呼ばれる)とを紐付けている方もいらっしゃるでしょう。

 

基礎年金番号とマイナンバーがすでに紐付けられている場合は、住民票を移動させるだけで基礎年金番号によって管理されている情報の変更手続きも完了しますので、わざわざ年金手帳の住所変更手続きをする必要はありません。手間を省くだけでなく、年金保険料の管理ミスをなくすためにも、早めにマイナンバーと基礎年金番号を紐付けておくことをおすすめします。

 

マイナンバーと基礎年金番号を紐付ける方法

第1号被保険者の方はお住まいの管轄の年金事務所に、第2号被保険者と第3号被保険者は、第2号被保険者の勤務先の管轄の年金事務所に「個人番号登録届」を提出すれば、マイナンバーと基礎年金番号を紐付けることができます。

 

個人番号登録届と本人確認書類のコピーを、郵送もしくは直接、管轄の年金事務所に提出してください。個人番号カード(写真付き)をお持ちの方は、本人確認書類として個人番号カードのコピーを提出しましょう。

 

個人番号カードをお持ちではない方は、運転免許証やパスポート、障害者手帳、在留カードなどの写真付きの公的書類に、住民票の写しもしくは個人番号通知カード(国から送付された12桁の番号だけが記載されたカード)のコピーを添えて提出します。

 

第1号被保険者の場合

 

 

自営業の方や無職の方など、ご自身が国民年金に被保険者として加入している場合を「第1号被保険者」と呼びます。

 

申請先は市町村の国民年金窓口

国民年金に被保険者として加入している場合は、住民票がある市区町村役場の国民年金担当課で住所変更手続きをします。お住まいのお近くに市区町村役場がなく、役場の出張所しかないときもあるでしょう。基本的には、出張所でも手続きができますが、念のために出張所に電話をかけて問い合わせておきましょう。

 

被保険者住所変更届を記入して提出

窓口で「被保険者住所変更届」用紙を受け取り、基礎年金番号や新住所、氏名等の必要事項を記入して提出しましょう。基礎年金番号が分からないときは、12桁の個人番号でも手続きはできます。

 

住民票の移動のみで自動的に手続きがされる市町村もある

市区町村によっては、住民票の移動手続きをするだけで、自動的に年金手帳に登録する住所の変更手続きも完了することがあります。わざわざ時間をとって役場に行ったのに、窓口担当者から「手続きは必要ありませんよ」と言われるのは嫌ですよね。

 

転入手続きをするときに年金手帳の住所変更が必要かどうか尋ねるか、後日、役場に電話をかけて年金手帳の住所変更手続きが別途必要なのかどうか尋ねてください。

 

第2号被保険者・第3号被保険者の場合

 

 

厚生年金制度に加入している事業所に勤務している方は、第2号被保険者になります。また、第2号被保険者の扶養に入っている配偶者(本人所得が38万円以下、給与所得のみの方は103万円以下)は、第3号被保険者となります。

 

いずれも第2号被保険者の勤務先を通して年金に加入しているため、住所変更手続きは第2号被保険者の勤務先を経由して行います。

 

勤め先の会社を通しての変更申請

第2号被保険者も第2号被保険者の扶養配偶者として国民年金に加入している専業主婦(主夫)も、第2号被保険者の勤務先の庶務課を通して「被保険者住所変更届」を提出します。

 

用紙は年金事務所や勤務先でも受け取れますが、日本年金機構の公式サイトからプリントアウトした被保険者住所変更届を使うことも可能です。間違いがないように確認してから、勤務先に渡しましょう。

 

第3号被保険は配偶者の勤め先に変更を申し出る

第3号被保険者は配偶者の勤務先で手続きをしますが、第3号被保険者自身が勤務先に行く必要はありません。配偶者を通して、被保険者住所変更届を提出してください。なお、第3号被保険者は第2号被保険者の勤務先から年金手帳の提出を要請されることもあります。要請されたときは、速やかに提出してください。

 

年金手帳の住所変更手続きに必要なもの

 

 

年金手帳の住所変更手続きには、被保険者住所変更届と年金手帳、印鑑が必要になります。また、代理人が住所変更手続きを申請するときは、被保険者自身の委任状が必要になります。

 

被保険者住所変更届

どの窓口で手続きをする場合でも、被保険者住所変更届は必要になります。年金事務所や市区町村役場、勤務先でも備え付けてありますが、ご自宅で変更届を作成したいときは、日本年金機構の公式サイトからプリントアウトしてください。

 

年金手帳と印鑑

年金手帳もしくは基礎年金番号が分かる書類と本人を確認する書類が必要です。郵送ではなく窓口で手続きをする際には、年金手帳を受け取るときに印鑑が必要になることもありますので、三文判以外の印鑑も持っていく方が良いでしょう。

 

代理人による申請の場合は委任状

被保険者自身が窓口で手続きをしない場合は、被保険者自身が指名した代理人でも手続きをすることができます。その際には被保険者の委任状と代理人の本人確認書類が必要になりますので、忘れずに持っていきましょう。

 

委任状には決まったフォームはありませんが、委任依頼日や被保険者の氏名や住所、基礎年金番号、そして代理人の氏名や住所などを記載しておかなくてはいけません。日本年金機構の公式サイトで委任状のフォームをプリントアウトできますので、ぜひプリントアウトして必要事項を過不足なく記入してください。

 

※参考:日本年金機構「委任状 様式」

 

結婚して氏名や住所が変わった時の手続きは?

 

 

結婚して氏名や住所が変わったときも、基本的には住所変更するときと同様の手続きが必要です。第1号被保険者はお住まいの市区町村役場、第2号被保険者と第3号被保険者は第2号被保険者の勤務先で氏名と住所の変更手続きをします。

 

住所変更とともに氏名変更届も提出する

住所も氏名もいずれの変更手続きも、1回で済ませることができます。また、結婚と同時に配偶者の扶養に入る場合は、「被扶養者(異動)届」を提出しなくてはいけません。

 

第2号被保険者の勤務先でも書類を受け取れますが、迅速に手続きを済ませたい方は、以下の日本年金機構の公式サイトからプリントアウトして、自宅で完成させて提出しても良いでしょう。

 

※参考:日本年金機構「被扶養者(異動)届」

 

年金手帳の住所変更を忘れた場合のリスクと対処法

 

 

青い年金手帳には住所欄がありませんが、それでも住所変更届は提出しておかなくてはいけません。住所変更手続きをしない場合のリスクと対処法を紹介します。

 

お知らせを受け取れなくなる

日本年金機構からのお知らせ「年金定期便」が配達されないようになります。年金受取予定額などの重要な情報も記載されていますので、かならず住所変更手続きをして、お知らせを受け取るようにしましょう。

 

年金受給がスムーズにいかない可能性

住所変更手続きをしていないときは、年金受給の際に手続きが複雑になる可能性があります。スムーズに年金を受け取るためにも、住所変更手続きはしっかりとしておきましょう。

 

変更申請していない場合はいまからでも変更しよう

住所変更手続きは住所変更後速やかにすることと決まっていますが、忘れてしまっている場合は、いつ手続きをしても大丈夫です。引っ越しを2度、3度と繰り返すと手続きが煩雑になりますので、遅くとも引っ越しを繰り返す前には手続きをするようにしてください。

 

まとめ

 

 

年金手帳の住所変更手続きが完了したら、各自、自分で年金手帳の住所を書き換えます。元々住所記入欄がない青い年金手帳の場合は、特に書き換える必要はありません。将来スムーズに年金を受け取るためにも、忘れずに住所変更手続きをしておきましょう。

 

 

 

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