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投資 2018.10.30

迷ったらココ!つみたてNISAの銘柄の種類とおすすめ投資信託8選

 

つみたてNISA(ニーサ)=「非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制」は、投資する金額は少額でも最長20年という長い期間に渡って少しずつ非課税の恩恵を受けることができる、魅力的な制度です。

 

しかしながら、内容を全く知らない方や、通常のNISA制度との違いが分からない方もそこそこ多いも知れません。ここではまず、つみたてNISAの基本とその銘柄選びのポイントをご説明します。最後に、つみたてNISAでおすすめの投資信託を8つ、具体的にご紹介します。

 

つみたてNISAの基礎

 

 

 

最初につみたてNISA(少額投資非課税制)の基礎知識を一緒に確認していきましょう。まず制度の概要をお伝えします。

 

いわゆる「つみたてNISA」とは何か?

つみたてNISA(積立NISA)は、少額投資非課税制度であるNISA(日本版のISA=Individual Savings Account)の、積立型となります。2017年の税制改正により2018年1月からスタート、通常のNISA制度に加えて新設されました。

 

この新しい非課税措置は、2037年まで続く長期の投資可能期間となっています。尚、今後こうした措置の期限延長が無い場合でも最終年の2037年に購入したつみたてNISA分はその後2056年まで非課税の恩恵を受けられます。

 

つみたてNISAと通常のNISAは、併用することができないため、どちらか1つを選ぶことになります(ただし、金融機関での手続きは都度必要ですが毎年両者はどちらにも変更が可能です。つまり、今年はつみたてNISAを使い来年は通常のNISAを使うことも可能なのです)。

 

また、つみたてNISAでは、年間最大40万円(最長20年間ですので最大800万円)までの少額での投資が可能です。一定の投資信託から得た分配益と譲渡益(売却益)に関して、非課税であり税金が全くかかることがありません。ただし、つみたてNISAでは、通常のNISAのように翌年の非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)はできません。また、途中の売却も可能ですが、売却部分の非課税枠の再利用も不可です。

 

投資方法は、毎月同額ずつを購入していく「非課税累積投資契約に基づく積立投資」に限られています。そのため、月々およそ3万円超の金額が積立の上限となります。ただし、通常月は3万円で2回のボーナス時に2万円ずつの増額でも可能です。極端な話、2回のボーナス時に20万円(約定金額)ずつでも40万円の枠が満額利用できます。

 

つみたてNISAでは、投資できる金融商品が、運用期間が長いことや毎月分配金型の商品ではないことなど一定の要件を満たした「つみたてNISA専用の投資信託とETF」に限られています。

 

つみたてNISAの銘柄の種類はなんと160種類以上も

つみたてNISA専用投資信託の種類はというと、実に160種類以上(2018年9月28日時点)にものぼります。それぞれに、投資対象や運用手法が異なります。もちろん、かかるコストも全て異なります。

 

このことからも証券会社によって取扱金融商品がさまざまなので、よく比較検討する必要があると言えます。また、これらの中には、同じような名前の商品も多数存在していますので注意しましょう。

 

【出典】金融庁
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/28.pdf

 

つみたてNISA対象金融商品の条件とは?

それでは一定の要件を満たした「つみたてNISA専用投資信託とETF」について、どのような条件で選定されているのかを見ていきましょう。

 

(1)インデックスファンド

投資信託の中でも、インデックスファンド(index fund)と呼ばれる商品があります。このインデックスファンドとは、市場(マーケット)に既にある日経平均株価や、NYダウ(ダウ平均株価)などの主要な株式指標に連動することを目的に運用されている投資信託のことです。その特徴は、主に次の2点です。

 

まず1点目は、比較的値動きが分かりやすいところです。既に市場にある指標を参照にしているので、始めたばかりの初心者の方でも商品の仕組みを理解しやすいことが特徴となっています。2点目は、購入・保有・売却時のコストが比較的低いところです。つまりこれは、既に市場にある指標を利用するので、投資信託の運営にかかる人件費などのコストが安く抑えられるためです。

 

インデックスファンドは、その特徴から、少額ずつの長期に渡る累積型の積立投資に適した投資信託と言えます。そのためインデックスファンドは、今回ご紹介のつみたてNISAの対象商品として、数多く採用されている訳です。

 

(2)アクティブファンド

投資信託の中でも、アクティブファンド(active fund)と呼ばれる商品があります。このアクティブファンドとは、市場(マーケット)に既にある主要な株式指標を上回るような運用成果を目指して運用されている投資信託のことです。

 

アクティブファンドの特徴は、インデックスファンドと違い積極的な運用が可能な点にあります。ファンド・マネージャーと呼ばれる投資のプロが、リアルタイムで相場状況を確認し、綿密なリサーチに基づいたポートフォリオを構築するなど、卓越した資産運用を行っています。

 

このことから、少しのリスクを取って、より大きなリターン(ハイリターン)を狙う場合は、各人のリスク許容度によりインデックスファンドと合わせるなどでアクティブファンドも利用するとよいでしょう。

 

(3)ETF(上場投資信託)

ETF(上場投資信託)とは、市場(マーケット)に上場している投資信託のことを指します。つみたてNISA対象のETFは、主要な指標連動型の商品になります。インデックスファンドと同じように、市場に既にある主要な指標に連動します。例えば、日経平均株価と同じように値動きするETFなどがその例です。

 

ETFの特徴は、何と言っても機動的な取引に向いているという点です。投資信託とは異なり、市場に上場しているため、株式と同じようにリアルタイムでの売買を可能としています。

 

つみたてNISAにおいては、積み立てで購入したETFを売却する時にその特徴を活用することができます。また、投資信託と比較して、売却価格を見極めやすくなっているため、ETF特有のメリットを活かした取引をすることが可能なのです。

 

つみたてNISAの銘柄を選ぶポイントとは?

 

そもそも、相当な数のつみたてNISAの銘柄の中から、どうやって商品を選べばよいのでしょうか。以下に、選ぶ時の大切なポイントを5つ挙げてご説明します。

 

取扱商品の種類に注目

ポイントの1つ目は、最初に取扱商品の種類を確認することです。株式投資信託でも、運用資産の全てを株式に投資しているもの、株式を中心に一部の資産を債券で運用しているものなど、さまざまな銘柄があります。

 

国内株式だけでなく、海外株式にも投資している商品も多く存在します。投資信託がどのような種類の商品を取り扱っているかは、注目すべきポイントでしょう。

 

使いやすさで選択も

ポイントの2つ目は、自分にとっての使いやすさを確認することです。投資の仕組みが分かりやすい金融商品や、売買時の手続きも簡単な金融商品を選ぶとよいでしょう。

 

投資行動はリスク許容度の範囲内で

ポイントの3つ目は、ご自分のリスクの許容度の範囲を確認することです。通常のNISAと同様につみたてNISA対象の金融商品には、元本の保証がありません。そのため、損失を被るリスクを取らなければなりません(自己責任)。

 

銘柄によって、ハイリスクハイリターンの運用を行っている金融商品もあれば、リターンが少ない代わりにリスクを抑えた運用を行っているものもあります。ご自身のリスクの許容度の範囲内で金融商品を選ぶようにしましょう。

 

投資に必要な手数料とは?

ポイントの4つ目は、必要な手数料を確認することです。金融商品には、「購入時・保有時・解約時」にそれぞれ別途手数料が発生します。銘柄によっても、異なる手数料が定められています。そのため、様々な種類の金融商品の手数料をよく比較するようにしてください。

 

出口を考慮する必要性

ポイントの5つ目は、出口を考慮することです。つみたてNISAにおける入り口とは、金融商品を毎月コツコツ一定額ずつ積み立てて購入していくことです。一方で出口には、決められた解約方法や時期はありません。このぐらい貯ったらなどいつ解約するかのタイミング、また、いくら解約するかは、ご自身で判断する必要がある訳です。

 

もちろん、投資の目的や資金の性格によって、ご自分で取れるリスクと運用期間は異なってきます。リスク許容度と運用状況を照らし合わせて、事前にいつ・いくら解約すべきなのか考えておきましょう。また、あらかじめ運用期間の予定を決めておくことなども、出口を考慮する上で重要な行動の1つとなります。

 

ただし、いくら解約したいと思っても、では何と何を解約するかなども検討しなければなりません。市場(マーケット)が大きく変動するケースもありますので5年以内に必要なお金はMRFや預貯金に早めのプールがおすすめです。

 

迷ったらこれ!つみたてNISAの銘柄おすすめ5選(インデックスファンド)

 

ここからは、具体的な銘柄名を挙げて、銘柄の概要をご説明をしていきます。詳しくは各社の目論見書にてご確認ください。まずは、インデックスファンドに絞って、「おすすめ銘柄」を5つご紹介しましょう。

 

(1)三井住友・DCつみたてNISA

1つ目は、三井住友・DCつみたてNISAです。運用会社は、三井住友アセットマネジメントです。元々、「DC(確定拠出年金)用の投資信託」として設定されましたが、今やつみたてNISAで投資可能な金融商品として売り出されているのが、三井住友・DCつみたてNISAとなっています。

 

金融商品の種類は、「日本債券、外国(先進国)債券、日本株式、外国(先進国)株式、新興国株式、日本リート(不動産投資信託)、外国(先進国)リート」から選べます。主要な指標を網羅しているため、分散効果が狙える銘柄と言えます。分散型の中では手数料は安目となっており、DCなどで実績があり規模がそこそこ大きいファンドなので、投資効果の期待感からNISA導入より純資産総額を伸ばしています。組み入れ銘柄の1つとして検討したいファンドです。

 

(2)eMAXIS Slim(イーマクシス スリム) 先進国株式インデックス

2つ目は、MAXIS Slim 先進国株式インデックスです。運用会社は、三菱UFJ国際投信です。運用の内容は、「日本を除く海外の先進国株式」の動きに追随するバランス型のファンドとなっています。

 

こちらの銘柄の最大の魅力は、コストの低さにあります。信託報酬と呼ばれる運用管理手数料が、純資産総額に対して年間0.1%台と、他社の類似商品と比較して最安値に近い水準となっています。コストを抑えた運用を主に希望する場合は、組み入れ銘柄の1一つとして検討したいファンドです。

 

(3)楽天・全世界株式インデックス・ファンド

3つ目は、楽天・全世界株式インデックス・ファンドです。運用会社は、楽天投信投資顧問です。運用の内容は、「日本を含む全世界の株式」の市場の動きに追随するファンドとなっています(原則、為替ヘッジなし)。大型株式だけでなく、小型株式にも投資を行っているため、全世界の株式に分散して投資ができる銘柄と言えます。

 

運用コストが低目に抑えられている点も、特徴です。これは実質的な投資対象を、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」としているためです。低コストで世界の株式を保有したい場合は、組み入れ銘柄の1つとして検討したいファンドです。

 

(4)iFree S&P500インデックス

4つ目は、iFree S&P500インデックスです。運用会社は、大和投資信託です。運用の内容は、アメリカ株の指標の1つである「S&P500」に連動して動くファンドとなっています。

 

アメリカ株式に限定した投資が可能な点が特徴のファンドです。500銘柄に分散して投資しているので、リスクが低減されています。アメリカ株式に投資を希望する場合は、組み入れ銘柄の一つとして検討したいファンドです。

 

(5)野村つみたて外国株投信

5つ目は、野村つみたて外国株投信です。運用会社は、野村アセットマネジメントです。運用の内容は、「日本を除く世界の株式」の動きに追随するファンドとなっています。

 

先進国だけでなく新興国への投資も行っているのが特徴です。一方で、信託報酬が0.2%を切る水準に定められており、コストも割安な点が魅力となっています。低コストで全世界の株式に投資したい場合には、組み入れ銘柄の1つとして検討したいファンドです。

 

つみたてNISAの銘柄おすすめ3選(アクティブファンド)

 

続いて、アクティブファンドに焦点を当てて、おすすめの銘柄を3つご紹介します。

 

①ひふみ投信(ひふみプラス)

1つ目は、ひふみ投信(ひふみプラス)です。運用会社は、レオス・キャピタルワークスです。運用の内容は、「国内外の株式」に分散投資しているファンドです。

 

投資対象銘柄の選定基準は、成長性があるかどうか・割安であるかどうかに着目しています。運用会社による綿密な調査をもとに、積極的な運用を行っています。過去の運用実績が好調なため、人気が高いファンドとなっています(ただし、将来の運用成果等を保証したものではありません)。

 

②セゾン資産形成の達人ファンド

2つ目は、セゾン資産形成の達人ファンドです。運用会社は、セゾン投信です。運用の内容は、「国内外の株式」に分散投資しているファンドです。

 

他の複数の投資信託へ投資するファンド・オブ・ファンズ※の仕組みを採用しています。従ってより幅広く、全世界の株式に投資したい場合は、組み入れ銘柄の1つとして検討したいファンドです。

 

 ※ファンド・オブ・ファンズとは株式や債券への個別銘柄への投資とは違い、複数のファンドに投資するファンドのこと。

 

③世界経済インデックスファンド

3つ目は、世界経済インデックスファンドです。運用会社は、三井住友トラスト・アセットマネジメントです。運用の内容は、全世界の「株式と債券」に分散投資しているファンドです。

 

株式のみならず、全世界の債券へも分散して投資している点が特徴のファンドです。全世界の株式だけでは比較的大きな値下がりリスクなどが心配で、より分散した投資がしたい場合には、組み入れ銘柄の1つとして検討したいファンドです。

 

まとめ

 

ここまで、つみたてNISAの基礎知識、銘柄選びのポイントを見てきました。また、2019年の税制改正要望に金融庁が恒久的なNISAの制度運用を要望しています。今後のこうした動きにも注意しましょう。投資をする場合、確かに投資の結果などは自己責任ですが「つみたてNISA」などNISAの制度を上手くご利用ください。

 

今回は最後に具体的なおすすめ銘柄についても概略をご説明しました。毎月少額でも分散した長期の投資が、非課税枠の利用で実現可能になる、つみたてNISAの魅力を知ることができたのではないでしょうか。こちらを参考に今度は、実際につみたてNISAでご自分に合った金融商品を組み合わせて購入をご検討ください。

 

 

監修者:木村 正人(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

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